羽生結弦 成功への軌跡~そして伝説へ~

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アクセルジャンプへの決意と想い

2019年10月30日 [羽生結弦]

ゆづオンリーファンの皆さま。(*^-^*)
スケートカナダの後のインタビューで、
羽生選手が今のフィギュアスケートにおける
採点や評価に疑問を抱いていたことを自分の
口から発言したことはとてもいいことだったと
思います。

スケートカナダのSPが終わってすぐ、
スポーツナビに野口さんの書いた記事では
ありますが、興味深いコラムがありました。
ここでご紹介させていただきたいと思います。

羽生結弦、4回転アクセルへの決意
「今はそのために生きていると思う」

スポーツナビ コラムより
世界最高クオリティーのトリプルアクセル誕生

羽生結弦"

『スケートカナダで24歳シーズンを本格的に
スタートさせる羽生結弦。先のオータム
クラシックでは、トリプルアクセルに手応え
をつかんだ。

五輪2連覇を達成しながらも、飽くなき挑戦
を続ける羽生結弦。今季、彼の心の中には、
いかなる炎が燃えているのだろうか。

初戦となった9月のオータムクラシックでは
ループ,サルコウ,トウループと3種類の4回転を
入れるプログラムに挑み、連覇を飾った。

もちろん彼の狙いは、成績よりも、自分自身の
感覚を確認すること。会見で羽生が語った、
一番の手応えはトリプルアクセルだった。

「本当に満足のいくトリプルアクセルを
初めて試合の中で、この入り方で跳べました。
ツイズルからトリプルアクセルを跳んで、
着地後もツイズルするというものです。
そこがすごく良かったです」

羽生結弦

羽生にとって、トリプルアクセルは得意技。
これまでも高評価を得てきたジャンプだが、
本当に満足いく出来だったという

実は昨季のオータムクラシックでも同様に
ツイズルから入る踏み切りを取り入れている。

この『ORIGIN』という曲には、ツイズル
からの入り方が一番合っていると思います。
ひと味違った入り方になっているので、
どうしてもやりたかったんです」

※オトナルの間違いではないかと思われます。

ところが、思ったほど高い評価が出なかった。 

ここから以下はアプリ限定で読める部分になります。
          ↓↓↓

もちろん,ツイズルからのトリプルアクセルの
方が難度は高いものの,前例のない超難度の技
だったため、比較対象もなく,明確なプラス点
につながらなかったのだ。


天才がゆえに理解されない、という理不尽な
状況の中、羽生は仕方なく平昌五輪シーズンまで
行なっていたカウンターからの踏み切りや、
イーグルからの踏み切りに戻していた。


自分が一番やりたかった入り方に戻せました。
自分にとって100パーセント良い出来だったと
思えるトリプルアクセルでした。曲に合わせて
曲になじんだジャンプになってきたと思います」

このトリプルアクセルに対して、ジャッジ7人の
うち4人が「+5」という最高評価を出した。
これはつまり、世界最高のクオリティーの
トリプルアクセルが誕生したことを意味していた。


羽生結弦

4回転アクセルへの挑戦
「まだ成長できる余地が」


「モチベーションは4回転アクセルだけ」。
初めて跳ぶ人になるべく、挑戦は続いている


では、なぜ今季、羽生がここまでトリプル
アクセルのクオリティーにこだわるのか。

それは、人類初の4回転アクセルが視野に
あるからだ。

羽生が4回転アクセルについて、初めて
言及したのは5年前、2014年ソチ五輪の
エキシビション後のことだった。

「今はいろいろな種類の4回転に挑戦したいです。
4回転アクセルもある程度は回っています。
4分の1回転は足りないので、アンダー
ローテーションで転ぶくらいの感じです。

まだ試合でやるとは考えていませんが、
初めて跳んだ人、史上初になりたい
タイプなので、野望は抱いていきます」

その後、4回転ループや4回転ルッツを成功させ、
一歩一歩、4回転アクセルへの道を進んできた。
18年平昌五輪で連覇を遂げた翌日の記者会見
では、こう話した。

「もう獲るものは獲った。モチベーションは
4回転アクセルだけ。習得を目指したいです」

しかし4回転アクセルは、他の4回転のように
次々と段階を踏んで習得していけるものでは
なかった。

半回転、つまり180度ぶんの回転が多いため、
ほかの5種類の4回転とは別格の存在であり、
むしろ5回転ジャンプに近い難度になるのだ。

昨季のオフも練習していたが、ハーネスという
補助器具をつければ回り切ることができても、
ハーネスを外すと、4回転半を回り切ることは
できなかった。

ところが今季のオフ、羽生の体感に変化があった。

「去年はハーネスなしでは回り切れる気配が
なかったけれど、いまは回り始めています。
4回転アクセルの壁があまりに分厚くて
『これができるようになるのかな、厳しいな』
と思った時期がありました。 でも今は
『意外とできそうだな』と思えるように
なってきています」

アクセルの回転力が上がってきている要因には、
トリプルアクセルの跳び方をツイズルから
入るよう変更を加えたことが相乗効果になって
いる可能性があると、羽生は感じている。

昨季まで多く取り入れていた「カウンター
からのトリプルアクセル」だと、左脚で
ターンを繰り返し、そのまま左脚でジャンプ
することになる。

しかし「ツイズルからのトリプルアクセル」
だと、右足でツイズルをして、左脚に踏み
換えてジャンプする。

「4回転アクセルの練習をすることで
(左脚での)普通の入り方から練習していて、
それがトリプルアクセルにプラスに働いて
いることで余裕が出てきています」

4回転アクセルに近い跳び方となる「ツイズル
からのトリプルアクセル」を導入したことが
功を奏しているのだ。

「今は本当に4回転アクセルをやるために
スケートをやってるな、そのために生きて
いるなと思います。まだ成長できる余地が
あると感じて練習しています」

羽生結弦

想像もしたことのない、ハイレベルな
「完成形」へ向けて


本当の「完成形」はまだ明かされていないが、
歴史的な演技になるのは間違いない

また、夢の大技4回転アクセルを入れる
からには、他のジャンプも含め、パーフェクト
の演技にしたいと考えた。

人類初の4回転アクセルを降りる歴史的な
演技は、最後の1秒までそのオーラが包み
こむような、荘厳な作品になるべきである。

「昨季はショート、フリーとも自分の中で
完ぺきといえるものができず、自分の中で
負けたままで終わらせたくないという思い
があります。

特にフリーの『ORIGIN』はプルシェンコさんへの
リスペクトもありますし、完成形にした上で、
悔いなく終えたいです」

その「完成形」は、私たちがまだ想像も
したことのないハイレベルな内容になりそうだ。

「演技後半に4回転を3本、合計で5本と
いうのをやりたいと思っています。
後半は4回転サルコウと、4回転トウループ2本。
前半の2本はどれにするか……。
GPシリーズ中に4回転ルッツを入れるか
どうか考えながら練習していきます。
そして4回転アクセルは……」

そういって一呼吸置く。

「4回転アクセルは、自分の中での感覚が、
成功させてGOEでプラスを取れるレベルまで
持っていかないと、試合では入れられないと
思います。ショートもフリーも、自分の目指す
ジャンプ構成が、今練習している構成とは
違います。本当の完成形は、まだ言いません」

前人未到の存在へ。まずはスケートカナダで土台となる
演技を見せてほしい


私たちが勝手に想像するのは野暮ではあるが、
彼の言葉から紐解いていくと「4回転アクセル、
4回転ルッツ、そして後半に4回転サルコウ、
4回転トウループ2本」という構成も有り得る。


そんな神がかったプログラムを、もし成功させたら――。
それは不滅の記録となるだけでなく、永遠に語り
継がれる伝説になるだろう。

羽生は言う。

「『SEIMEI』と『バラード第一番』でノーミス
演技をした時の感覚は、今でも自分の中にずっと
残っています。ヘルシンキの世界選手権での
フリー『Hope&Legacy』も。

あの完ぺきだった自分をさらに超えたいと
いう欲があります。その時にやっと、
アスリートとして良かったな、格好良かったな
と思えます」

歴史的記録として残された、ショート112.72点、
フリー223.20点、そして総合点330.43点。

その演技の1秒1秒で彼の体に刻まれた感覚とは、
どんな感覚なのか。
闘志に溢れているのか、無我の境地なのか、
苦しみながら力を出し切ったのか、それとも
無重力のような感覚なのか。
彼にしか分からない、奇跡の2分50秒と4分を
目指し、今季も歩みを続ける。

「完成形」に近づくための一歩となるのが、
GP初戦となるスケートカナダ。4回転アクセルに
つなげていくための、土台となる演技を見せて
ほしい。』

これはまだSPを終えた時点で書かれたコラム
のようですが、昨シーズン、初めて『秋によせて』を
披露したとき、3Aはツイズルから跳んでいました。

2018年オータムクラシックSP



しかし、GOE4を付けたジャッジは3人、
3を付けた人が3人、1しかつけなかった人が1人。
結果、ついたGOEは2.72でした。

織田君はこの時、Abemaテレビの解説で
このツイズルからのトリプルアクセル、もっと
GOEついても良かったよね。
ランディングが
もうちょっと流れたほうがもっとGOEついたかも
しれない ちょっと詰まっていた。
でも僕だったらすぐに4や5を押しちゃうけど。

いくら新採点基準に代わったばかりとはいえ、
余りにも評価が低すぎてびっくりしました。

その点を野口さんがジャッジの言い訳を
代弁するかのように、「前例のない超難度の技
だったため、比較対象もなく,明確なプラス点
につながらなかった」
と書いてましたが、
いくら前例がないからとはいえ、いつも
難しいターンやステップを入れて跳ぶ、
羽生選手をあまりにも見くびりすぎています。

どんな技が「より難しい技」になるのかを
知らないままジャッジをするなんて、いくら
無料奉仕とはいえ、ジャッジとして不勉強であり、
怠慢であるといわれても仕方ありません。

自分の知識の範囲で理解できないのなら、
時間を取って7人で協議してから評価をする
ということだってできるのではないでしょうか。

結局、評価されにくいと判断した天才が
凡人の能力に合わせなければならなくなった
のですから。

ジャッジの無能さが露呈したのは、SPだけでは
ありません。フリーでも織田君や本田さんは
GOEの付け方に疑問を持っていました。

2019オータム フリー演技



4Tに本田さんが「何故あれに5が付かなかったのか」
と言うと、織田君も「あれに5じゃなかったら
どれが5なのだ?あれは5を付けてもよかったよね。」
と話しています。

全てのジャッジが5を付けてもおかしくない
くらいの美麗な4Tにさえ、5を付けた人が2人、
4を付けた人が5人という無能ぶり。
結果として、この4Tに着いた加点は3.99でした。

このように難しい技を織り込んで跳ぶジャンプが
正しく評価されず、下で回るプレロテジャンプが
回転不足を取られることなく、4回転と認められたり
「素晴らしい」とばかりにプラスの加点が付いたり。

ジャンプに入る前には余分な動きをしないで、
ジッと構えてから跳んだジャンプに対して、
高い評価をされていたり。おかしな事ばかりです。

そもそも皆も思っているように、基礎点が高い
ジャンプを入れただけでPCSまで連動して高くなる
というのもおかしいです。

今回のスケートカナダの後に羽生選手が
はっきりとそういう点を指摘したことを
報道してくれているところがあったことは、
喜ばしいことだと思います。

五輪2連覇の絶対的王者がここまで苦悩した
という事実をISUはもっと重く受け止めるべき
であり、採点の基準をジャッジやテクニカルに
きちんと徹底させるべきです。

そして、自分が思っている疑問や苦しみについて
はっきり語ってくれた羽生選手の勇気に大きな
拍手を送りたいと思います。

トップ選手の発言が今後のフィギュアスケートの
採点の在り方に大きな影響を与えることを期待したいと
思います。

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コメント

Comment

  1. Avatar ゆづき より:

    マリリンさん~❤️テストです。

  2. Avatar ゆづき より:

    マリリンさん❤️スマホからテストです。

  3. Avatar ゆづき より:

    こんばんは

  4. Avatar yukiko より:

    マリリンさん、ゆづオンリーファンの皆さん、こんばんは!
    マリリンさん、これからこちらがメインになるんですね。
    よろしくお願いします。
    今日も興味深い記事のご紹介ありがとうございます。
    つい、この方のコラムは避けがちですが、これは1部を除いて良質の
    記事ですね。ゆづのアクセルの素晴らしさを存分に語ってます。
    今回、マリリンさんがご紹介してくださった様々なインタビューを
    読むにつけ、マリリンさんのおっしゃるとおり、ゆづの勇気ある発言に
    心から拍手ですね!
    下で回る=プレロテはよく佐野さんが氷の上で回ってから跳ぶインチキ
    ジャンプだけど、それでも一応認められていると言ってました。
    たぶん、ゆづのように正確なジャンプを跳ぶ選手が少ないので、
    見逃されているということでしょうか。
    だからと言ってそれに高いGOEを付けることはあってはならないですよね。このゆづ発言は英語などにも翻訳されていると聞きましたが、ISUに是非
    届いてほしいです。
    これからもゆづの挑戦は続きます。
    私たちもしっかり応援していきたいですね!

  5. Avatar てるこ より:

    マリリンさん皆さんこんばんは☆
    結弦くんのツイズルからの3アクセル。
    そうか、4アクセルへの練習にもなっているんだね!
    無理は禁物ですが、本数を決めて練習して欲しいです。

    年内を健康で無事に結弦くんが過ごせますように(*´∀`*)試合が続くものね。
    今後のジャッジも監視せねば…。

  6. Avatar えりえり より:

    マリリンさんゆづオンリーファンの皆様こんばんは

    コメが入らなくて再トライです。

    マリリンさん興味深いゆづを詳しく知る事が出来る記事を有難うございます。
    ゆづのプログラムは完成形ってどうなるんでしょうね。4Aは加点がつくところまで完成しないとプログラムに加えないと言ってるのでまだ先のことかもしれないけど4Lzも跳んで4回転5本なんて凄い事になりそうです。その時には絶対王者くらいではゆづを表現できないかも。現役のままフィギュア界の伝説になりそうです。別次元ってね。
    怪我だけは無いようにいつも守られてて欲しいなぁ。毎日祈るのみです。ゆづがんばれ!

  7. Avatar のりか より:

    マリリンさん、皆さん、こんにちは

  8. Avatar のりか より:

    承認して頂いたようですが…挨拶以外は消えた⁉️テストでこれを送ります

  9. Avatar tama より:

    送信できません。テスト送信です

  10. Avatar tama より:

    マリリンさんゆづフアンの皆さんおはようございます。
    結弦くんは羽生結弦を究めるのですね。そんな彼を支持し尊敬します。
    結弦くんを認め応援している人たちが、結弦くんがリスペストしている人たちそれも嬉しい。この羽生選手の発言に日本スケ連はダンマリです。苦々しく思っているでしょう、ますます羽生憎しでしょうか、宇野さんの試合には毎回伊東さんが帯同します、なぜでしょうか、会長はお飾りで、実質全ての権力を掌握していると言われている人です。そんな人がここまで宇野選手に肩入れするのか。ネイサン選手、宇野選手が出るフランス大会はネイサン一位宇野二位で決まっていると囁かれています。私もしかりゆづ君応援します。
    マリリンさんこれからもこれからもよろしくお願いします。

  11. Avatar トミ より:

    テストです

  12. Avatar ゆづき より:

    マリリンさん~❤️書けるけど、又送信無理なら《前のブログ》オンリーでいきます。

  13. Avatar ゆづき より:

    マリリンさん~オンリーファンの皆さん こんにちは✨

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